チップ設計/テープアウト工程を迅速化
ジョブ完了までの時間を半分に短縮し、運用コストを削減し、市場投入を迅速化。ピュア・ストレージの導入により、テープアウト時のデータセットの削除とリサイクルに要する時間の短縮が可能になり、チップ設計データをオールフラッシュの共有ストレージに保持することで設計工程を迅速化できます。
チップの設計と供給を迅速化し、EDA のコストを削減
ピュア・ストレージは、次世代チップの設計に必要な要件を超えるスケールアウト型オールフラッシュ・ストレージを提供します。
10 nm 以下のチップサイズに対応する最新の半導体の設計、開発、テープアウトのワークフローには、高性能なスケールアウト型ストレージとコンピュート能力が必要です。IOPS、レイテンシー、スループット、容量など、並列処理に関係するあらゆる要素で要件を満たさなければなりません。ピュア・ストレージは、ボトルネックの解消とチップ設計のスピードアップに貢献します。
ジョブ完了までの時間を半分に短縮し、運用コストを削減し、市場投入を迅速化。ピュア・ストレージの導入により、テープアウト時のデータセットの削除とリサイクルに要する時間の短縮が可能になり、チップ設計データをオールフラッシュの共有ストレージに保持することで設計工程を迅速化できます。
ジョブ完了までの時間を半減
TCO 削減
データ削減率
オーバー・プロビジョニングも性能の妥協もありません。FlashBlade//S は、ストレージとコンピュートの個別拡張が可能で、消費電力とコストの削減にも貢献します。さらに、DirectFlash モジュールが、大規模なチップ設計のワークロードに対応する IOPS とスループットを可能にします。
ラックスペースあたりの性能
消費電力あたりの計算能力
電力消費削減
運用コスト削減
ピュア・ストレージは、Microsoft Azure や Equinix との連携を通じて、EDA ワークロードの実行環境に、オールフラッシュによるリニアな性能向上とスケーラビリティをもたらします。データを移行せずに複数のクラウドを利用し、重要なアプリケーションやデータに必要なセキュリティと制御を確保できます。
FlashBlade//E は、データ・リポジトリの高速アクセスと、安定したオールフラッシュのエクスペリエンスを提供し、EDA ワークロードの大規模な実行を可能にします。ストレージ環境が障壁となることはありません。ストレージと連携したジョブ・スケジューリングと Restful API を活用することで、障害や遅延を防止できます。
「ピュア・ストレージの FlashBlade の導入により、大規模な EDA ワークロードと他のビジネス/製造ワークロードを全て統合できました。さらに、テラバイトあたりのコストを 50%、ラックスペースを 85% 削減しています。」
電子設計自動化(EDA)関連のリソース
EDA(電子設計自動化)とは、ロジック・チップ(CPU、GPU)、メモリ・チップ、特定用途向け IC(ASIC)、システム・オン・チップ(SoC)などの電子システムを設計するためのソフトウェア・ツールのカテゴリです。
チップメーカーはこれまでの数十年の間、小さいフォームファクターに複雑な機能を詰め込む努力を続け、競争力の維持を図ってきました。しかし、チップが多機能化し、システムの複雑さが増すにつれ、テスト容易化設計(DFT、design for testability)や検証のプロセスも複雑になり、より長い時間を要するようになります。半導体の開発には、高速かつ大容量で高い並列性を持つ大規模なデータ・ストレージが必要です。EDA のワークロードを支えるデータ・ストレージには、次のような課題があります。
ピュア・ストレージのオールフラッシュ・ソリューションは、データ・ストレージをシンプル、シームレス、サステナブルにするためのハードウェアおよびソフトウェアの機能を豊富に備えています。
以下に例を示します。
FlashBlade//S は、お客さまのストレージ・ニーズにあわせて無停止でスケールアウト可能な統合型高速ファイル/オブジェクト・プラットフォームです。FlashBlade は、ソフトウェアのビルド、RTL シミュレーション、合成、テープアウト前のリグレッション・テストなど、半導体や EDA のワークロードに求められる高い並列性を満たすように設計されています。ファイル/オブジェクト・ストレージのプロトコルをベースに、エンタープライズ・オールフラッシュ・ストレージの低レイテンシー、大規模な並列性、高スループットを実現しています。
FlashBlade//S は、従来別々のストレージ・パラダイムであったファイル・ストレージとオブジェクト・ストレージを 1 つの高性能なデータ・プラットフォームに統合しています。これにより、半導体設計やテープアウトの多様なワークフロー、NAS(ネットワーク接続型ストレージ)、DAS(直接接続型ストレージ)などによるデータのサイロ化を解消し、多次元的な性能を大規模に提供する単一のスケールアウト・ストレージ・ソリューションに統合することができます。
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