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事業継続性

SQL Server のレプリケーション、バックアップ、高可用性

SQL Server のレプリケーション、バックアップ、高可用性

データの即時可用性とセキュリティを同時に確保

データセンターが予期せぬ災害に見舞われた場合には、運用停止 1 分あたりのコストは数百万ドルにも上ります。無計画でいるわけにはいきません。事業継続性は、役員室や会議で交わされる単なるバズワードではありません。業務への脅威に対する予防と回復のためのシステム構築を目的とした重要なビジネス機能です。事業継続性の基本的な目標は、ディザスタ・リカバリ(DR)計画の実行中に事業を継続できるようにすることにあります。

あらゆる組織が、規制当局、消費者、監査人から、データの保護と即時可用性の確保を強く求められています。堅牢なデータ保護を維持すると同時に、生産性や地理的柔軟性が損なわれないようにしなければなりません。

お客さまと業界アナリストは、以下のような要件を重視しています。

  • 現在と未来のニーズに対応する柔軟なハードウェア・アーキテクチャ:今日のニーズに対応するには、安心して業務を遂行できる安定したハードウェア・アーキテクチャが必要です。また、長期的な戦略をサポートするには、ニーズの変化に対応する柔軟な基盤が欠かせません。
  • 検証済み設計によるレジリエンス:ハイブリッド・クラウド検証済み設計によるアーキテクチャが、SQL サービスのレジリエンスを強化します。
  • 継続的なデータ保護機能:データ侵害やランサムウェア攻撃から、重要な業務データとワークロードを確実に保護しなければなりません。ActiveCluster と IntelliSnap による事業継続ソリューションの概要については、こちらの資料で詳しく解説しています。
  • マネージド・アクセス:適切な人員が適切なタイミングでデータとアプリケーションを迅速・安全にアクセス可能にすることで、ワークフォースの生産性は向上します。データの専門家チームと協力することで、DX を促進できます。

上記のようなニーズを背景に、ピュア・ストレージは、事業継続性を向上させる 3 つの方法を提供しています。

Evergreen ストレージ:現在と将来のニーズに応える柔軟性

優れたデータ・ストレージ計画には、堅牢な基盤が欠かせません。現在のニーズに対応すると同時に、過剰なプロビジョニングを避けなければなりません。予測不可能な将来のニーズに対応するための柔軟なスケーラビリティが求められます。ピュア・ストレージの Evergreen は、これらのニーズに応えます。

Evergreen ストレージ|SQL Server レプリケーション

Evergreen サブスクリプション・プログラムは、優れた俊敏性を可能にするアーキテクチャが基盤となっています。コンポーネントがモジュール化されているため、長期にわたって次世代ハードウェアへのアップグレードを容易に実施できます。アップグレードは無停止で行われ、性能への悪影響はありません。

フォークリフト・アップグレードとデータ移行に伴う従来のリスクを排除します。他者のストレージ製品では、通常、3 年から 5 年ごとにこれらの作業を行う必要があります。Evergreen は、ハードウェアの再購入、ストレージ・ソフトウェアのライセンスの再取得を不要にし、IT インフラの維持管理をシンプルにします。現在のニーズにあわせてストレージ・システムを構築し、将来のニーズの増加に応じてシームレスに拡張できます。

ActiveCluster のレプリケーションと SafeMode による継続的なデータ保護

サイバー攻撃は増加の一途をたどっており、甚大な被害が報告されています。デンマークのある企業では、ランサムウェア攻撃で 4,500万ユーロ(約 6,400ドル)以上の被害が発生しました。コンピュータがダウンしている間、3万5千人の従業員は紙ベースで業務を行わなければなりませんでした。

ActiveCluster のレプリケーションと SafeMode による SQL Server のための継続的なデータ・セキュリティ

データ削減、スナップショット、リアルタイムのデータ・セキュリティなどのデータサービスは、データ保護のための重要な要件となります。また、ゼロ RPO(目標復旧時点)を可能にするマルチロケーション同期レプリケーションと、ゼロ RTO(目標復旧時間)を可能にする自動・透過的フェイルオーバーも必要です。これらを揃えるのは容易なことではありません。しかし、全ての事業継続計画に必要な条件です。さらに、システムは、時間とともに進化・成長し、新たなアプリケーションや要件をサポートしなければなりません。

ピュア・ストレージは、SQL サーバーにおける ActiveCluster の同期レプリケーションに必要な、ファイバーチャネル/イーサネットの可用性、信頼性、性能を提供します。ActiveCluster は、自動・透過的フェイルオーバーによって、ゼロ RPO とゼロ RTO を可能にします。障害発生時に即座にフェイルオーバーが行われ、SQL Serverデータベースの高可用性を維持します。さらに、SafeMode 機能を有効にすることで、万が一管理者権限が侵害された場合でも、スナップショットは最大 30 日間は削除不能となり、保護されます。

Purity オペレーティング環境は、あらゆる管理をシンプルにします。Purity に実装されたアクティブ/アクティブ・レプリケーション機能は、シンプルな運用管理が特長の 1 つです。1 名の管理者による複数のデータセンターの管理が可能になり、さらに、データの可用性および、サービス・レベル契約(SLA)の信頼性が向上します。

プロフェッショナル・サービスによるマネージド・アクセス

SQL Server に限らず、攻撃からデータを保護し、地理的な柔軟性をサポートし、将来のニーズにも対応する、強い IT セキュリティの基盤が求められています。競争力を維持するために、極めて重要です。このような基盤を持つことで、ストレージやインフラに関する懸念がなくなり、アプリケーションとそのデータに集中できます。データとアプリケーションを容易に、安全に利用できることで、従業員の生産性が向上します。

事業継続のためのプロジェクトを含め、あらゆるプロジェクトは複雑になりがちです。ピュア・ストレージのプロフェッショナル・サービスが、コンサルティング、ワークショップなどを通じて、お客さまのプロジェクトの計画と実行を支援します。ピュア・ストレージのプロフェッショナル・サービスは、実績に裏付けられた、コスト効率に優れた手法、プロセス、ツールを提供します。業界トップクラスのお客さま満足度を誇るピュア・ストレージが、お客さまのプロジェクトの成功を支えます。

不測の事態やサービス停止のリスクがなくなることはありません。ピュア・ストレージは、そのような事態への対処はシンプルであるべきだと考えています。災害や障害が発生した場合でもユーザーの生産性とエンドユーザーの満足度を維持できるよう、堅牢なディザスタ・リカバリおよび事業継続ソリューションを開発し、文書化し、実装し、定期的に検証しておくことが重要です。ピュア・ストレージがお手伝いします。詳しくはガイドをご覧ください。

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ソリューションの概要
ダウンタイム「ゼロ」の Microsoft SQL Server を実現
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