買収により、クラウドに最適化された高度な重複排除テクノロジーを取得
2018年8月29日
データを通じたイノベーションでより良い社会の構築に貢献する、オールフラッシュストレージプラットフォームベンダーのピュア・ストレージ(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、NYSE:PSTG)は、2018年8月21日、大規模非構造化データを管理するために、クラウドファーストのソフトウェア・デファインド・ストレージのソリューションを提供するStorReduce社(株式非公開、本社カリフォルニア州サニーベール)を買収したことを発表しました。
この買収によりピュア・ストレージは、高度な重複排除テクノロジーをオブジェクトストレージポートフォリオに追加し、パブリッククラウドとの統合を拡大することで、さらに需要が高まるマルチクラウド環境における非構造化データの管理に対応することが可能になります。
StorReduce社のクラウドに最適化されたテクノロジーは、ストレージおよび帯域幅のコストを削減し、データの階層化、移行、保護といったさまざまな用途におけるフラッシュクラウドソリューションを可能にします。StorReduce社は革新的なテクノロジーで評価を受けており、最近ではGartner社のストレージ分野における優秀ベンダー(Cool Vendor in Storage)に選ばれています1。Gartner社のレポートによると、3社に1社は主な課題として、プライベートクラウド/ハイブリッドクラウド/パブリッククラウド戦略の構築こそが、組織が今日直面する最重要問題であることを挙げています。
StorReduce社CEOのヴァネッサ・ウィルソン(Vanessa Wilson)は、次のように述べています。
「ピュア・ストレージグループの一員となることを大変うれしく思います。StorReduceとピュア・ストレージは、ますます複雑になるクラウド業界で、顧客がデータを最大限に活用できるよう支援するという共通の目標を掲げています。StorReduceのデータ削減能力とピュア・ストレージのフラッシュ/オブジェクトストレージ・テクノロジーを組み合わせることで、多くのクラウドネイティブアプリケーションおよび既存の非構造化データのワークロードを最適化することが可能になります。とりわけ、これまでよりも高速な復旧が可能になります」
ピュア・ストレージCEOのチャールズ・ジャンカルロ(Charles Giancarlo)は、次のように述べています。
「StorReduceは、驚くほどエキサイティングなテクノロジーを構築しており、次世代ストレージアーキテクチャに大きな影響を及ぼす好機をもたらしています。ピュア・ストレージとStorReduceが、オンプレミスからクラウドへとシームレスにつなぐデータ・セントリック・アーキテクチャ上で、顧客が作業を遂行できるよう共に支援します」
買収金額などは非公表、買収は2018年8月に完了しています。
1ガートナー「Cool Vendors in Storage Technologies」、Dave Russell、Arun Chandrasekaran、Julia Palmer、Garth Landers、Valdis Filks、Raj Bala 共著、2018年4月19日
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