ファイルストレージ機能を拡張し、
エンタープライズにおける高度なデータ利活用環境を実現
2019年4月15日
データを通じたイノベーションでより良い社会の構築に貢献する、オールフラッシュストレージプラットフォームベンダーのPure Storage, Inc.(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、NYSE:PSTG)は、米国時間2019年4月2日、エンタープライズおよびクラウドプロバイダ向けのファイルベースのソフトウェアソリューション開発大手のCompuverde社(本社スウェーデン)買収の正式契約を締結したことを発表しました。
この買収によりPure Storage, Inc.は、ファイルストレージ機能を拡張し、エンタープライズにおける高度なファイルベースのサービス提供を可能します。同時に、新たに有する機能が同社のハイブリッドクラウド戦略を後押しする形となり、顧客が本物のハイブリッドアーキテクチャを導入し、オンプレミス、クラウド、あるいは増加傾向にあるハイブリッド環境から、最適なデータ利活用環境を柔軟に選択することを実現します。
エンタープライズにおいては、パブリッククラウド上のファイルベースの共有型ストレージへの需要が高まっています。IDCによると、エンドユーザーの79%が、「ミッションクリティカルなワークロードに関わる非構造化データには、ファイルベースのストレージを利用したい」と考えています。エンタープライズアプリケーションのハイブリッドクラウドアーキテクチャへの展開が増加しつつある中、オンプレミス環境と同等の高度な機能を提供するファイルベースのストレージが、データ移行の課題を緩和するとされています。[1]
Compuverde社は、パートナー企業との技術的連携による強力なエコシステムを有し、同社の拡張性の高いソフトウェアソリューションは、テレコム、金融サービス、メディアをはじめとする分野のグローバル企業に利用されています。
Pure Storage, Inc.のCEO、チャールズ・ジャンカルロ(Charles Giancarlo)氏は、次のように述べています。
「Compuverdeチームの持つ優れた人材と技術をPure Storage, Inc.に迎え入れることを非常に嬉しく思っています。IT戦略の進化に伴って、より多くのエンタープライズが、オンプレミスの既存のソリューションを使いつつ、パブリッククラウドを利用したイノベーションの実現を目指すようになってきています。ピュア・ストレージは、データという資産をお客様が最大限活用できるよう、クラウドデータサービスをはじめとする多様なハイブリッドデータソリューションの提供に尽力していきます」
買収額などの取引条件については明らかにされていません。Compuverdeの買収は2019年4月に完了する見込みです。
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[1] 出典:『IDC Perspective - Growth of File Storage Services in the Public Cloud』、Doc # US44002318、2018年6月