新機能 - 新しい継続的なレプリケーション技術で実装された機能 ActiveDR と、
ユニファイド(ブロック / ファイル)対応
2020年6月11日
ストレージ・アズ・ア・サービスを提供するITのパイオニアであるピュア・ストレージ (NYSE: PSTG) は、本日、Pureのフラグシップ・ソフトウェア・スイートの最新版である Purity//FA 6.0 を発表しました。現代の組織を念頭に置いて設計された新しいアジャイル・データ・サービスは、お客様のニーズに合わせてカスタマイズされた戦略的な消費モデルと共に、データの保存、保護、管理、アクセスおよび移動を効率的に行う方法を提供します。
Purity//FA 6.0 は、ストレージのサイロ化やスプロール化など、あらゆる業界における現代のビジネスに影響を与えるインフラストラクチャの課題を解決するために設計された、ブロック/ファイルのユニファイド対応のモダンなインフラストラクチャをさらに簡素化します。多くの新しいアジャイル・データ・サービスにより、Pure のお客様は、NFS/SMB のユニファイド・プロトコル・サポートと、全く新しい継続的なレプリケーション技術に基づくアクティブなディザスタ・リカバリといった2つの重要な新機能をすぐに利用できます。これらの新機能は Evergreen Storage サブスクリプション・モデルに含まれているので、追加のライセンスやサポート費用は不要であり、とてもシンプルです。
ピュア・ストレージの FlashArray ゼネラルマネージャーのプラカシュ・ダージは、次のように述べています。「柔軟な消費モデルは、Pure のモダン・データ・エクスペリエンスの根幹をなすものです。当社には、現代に特化して構築されているという大きな利点があります。当社のソリューションは、大量のデータに対応し、基本的に無停止でアップグレードでき、将来のイノベーションに対応できるように設計されているため、お客様は最新のツールを待つ必要がありません。Purity//FA 6.0 は、お客様に継続的な価値を提供するための、次の最も論理的なステップです。お客様がニーズに合わせて、いつでも最適な方法で利用できるサービスです」
FlashArray 上の Pure の新しいブロック/ファイルのユニファイド対応により、お客様は2つの互換性のない環境を実行する手間と費用を削減できます。これらのソリューションは、主にブロックストレージを実行しているが、個別のネットワークに接続されたストレージを必要とする、もしくは使用している組織のオペレーションを簡素化するよう設計されています。これにより、お客様は Purity の運用環境内であらゆるワークロードを実行し、同一のデータ層、ユーザーインターフェース、容量プールを活用でき、Pure の業界をリードするグローバルなデータ削減のメリットも得ることができます。
同様に、新しい継続的なレプリケーション機能である ActiveDR により、Pure のお客様は、サードパーティのディザスタ・リカバリ・ソフトウェアにアドオンするコストと複雑さを伴うことなくビジネスのレジリエンシーを向上させることができます。この新しいアクティブ/パッシブのレプリケーション技術は、ゼロRPOで重要なアプリケーションを保護することにより、主要なビジネス要件に対応します。これでお客様は、同期、アクティブ/アクティブ構成、ActiveCluster によるレプリケーション、スナップショットベースの非同期レプリケーション、および継続的なレプリケーションを、すべて同じ Purity プラットフォーム上で活用できるようになりました。
チャップマン大学の上級システム管理者である、James Kelly 氏は、次のように述べています。「ピュア・ストレージは最新のIT問題を念頭に置いてイノベーションを継続しているので、当校は教員や職員、学生にまったく新しいサービスを提供することができます。私たちが直面する課題は多様であり、さまざまなソリューションを組み合わせることが必要です。Purity//FA 6.0 によって、重要な問題をより多くの、よりクリエイティブな方法で解決することができます。もし他の方法であれば、すべてのブロック環境で実行する必要があるところ、この新しい FlashArray OS の統合された SAN および NAS 機能は、最もパフォーマンスの高いファイルベースのワークロードとして画期的なものといえます。VDIまたはパフォーマンスが重要なファイルベースのアプリケーションを、Pure の使い慣れた、信頼性の高い、クラウドのようなオペレーティング環境で、主要なエンタープライズおよび研究ワークロードと一緒にコスト効率よく実行するための優れた方法を提供してくれます」
ビッグデータまたは機械学習を必要とする企業は、引き続きそれらのワークロードを FlashBlade に割り当てますが、他のユースケースや多くの小規模ビジネスでは、FlashArray が、すべてのデータストレージのニーズに対応するようになりました。
WWT のグローバル・テクニカル・ソリューションズ・アーキテクトの Jeff Fonke 氏は、次のように述べています。「各ファイル・サーバとそのデータを一貫した方法で管理することは、それらの間で共有ストレージを使用しないと面倒な場合があります。パフォーマンスの低下や同様のインフラのトレードオフは、現代の組織ではあってはなりません。当社は Pure と協力して、WWT Advanced Technology Center(ATC)でファイル実装のベータテストを行いました。ATCでは、新機能の OEM 統合をテストするための豊富なリソースを利用しています。FlashArray により、重要なワークロードと日常的に使用される非構造化データを処理できる妥協のないブロックとファイルソリューションを、共通するお客様に提供しています」
Purity//FA 6.0 は、追加の拡張機能、能力、ソリューションを提供します。これらの機能は、お客様が直ちに無停止で採用でき、さらに Evergreen サブスクリプションでも提供されます。今回のリリースのハイライトは次のとおりです。
- CloudSnap のバックアップ対象に Google Cloud Platform を追加:テクニカルプレビュー版では、この機能を使って、Google Cloud Platform 上にクラウドストレージの対象を追加し、ピュア・ストレージのスペース効率の高いスナップショットをオフサイトストレージにレプリケーションし、再利用できます。
- 公用ボリュームのタグで容易に識別できるようデータセットをカテゴライズする
- RSA の2要素認証と多要素認証を使用して、データを確実に保護し、アクセスを制御
- Pure1 の click-to-quote でキャパシティ・プランニングを効果的に
- 以下の検証済み設計で、 ActiveDR を使用している重要なワークロードを保護
- VMware の Site Recovery Manager に対応した ActiveDR サポートを使用している仮想化ワークロード
- Microsoft SQL、Oracle、SAP、MongoDB などのビジネスに不可欠なアプリケーション
- Veeam および Commvault のバックアップ・ソリューションで Purity の新しいファイル・サービスの非構造化データを保護
IDC のリサーチ・バイスプレジデントである Eric Burgener 氏は、次のように述べています。「ピュア・ストレージ の場合、FlashArray にネイティブ・ファイル・システムのサポートを導入することは、既存・新規いずれの顧客にとっても恩恵となります。顧客は、この統合ストレージ・プラットフォームに複数のファイル・サーバを高い費用対効果で合体でき、過去10年間にPureがブロックベースのワークロードで築いた評価を受けた、オールフラッシュのパフォーマンス、使いやすさ、顧客体験の差別化を実現できるようになりました」
Purity v6 が提供するアジャイル・データ・サービスの詳細については、Webサイトまたはブログ(英語)をご覧ください。