2021 年 3 月 16 日
マルチクラウドの世界でストレージ・アズ・ア・サービスを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、ユニファイド・ストレージのポートフォリオの強化を発表し、新しい市場や垂直市場へ拡大することでエンタープライズ・ストレージ市場のリーダーシップを拡大します。このたび、FlashBlade および FlashArray に向けて主力ソフトウェアである Purity をアップデートしました。これにより、Windows アプリケーションが高速化し、ファイル、ブロック、およびネイティブのクラウドベースのアプリケーション全体にランサムウェアからの保護機能が提供され、さらにオール QLC プラットフォームである FlashArray//C は第 3 世代となり、部門とデータ・センター両方のワークロードのハイブリッド・ストレージが過去のものとなります。
ピュアの Evergreen サブスクリプション・モデルで提供される最新のアップデートは、Modern Data Experience™ に対する当社のビジョンをさらに推進するものとなります。主な機能強化ポイントは次のとおりです:
包括的なファイル・ポートフォリオは、拡大し続けるユースケース全体でパフォーマンスとシンプルさを再定義します
- 今回の発表は、業界をリードする FlashBlade を新しいネイティブ SMB サポートで拡張するものです。これにより、非常に高いスループットと低レイテンシーの IOPS を実現するシンプルさと多次元パフォーマンスが提供され、複数のワークロード、任意のサイズのファイル、順次またはランダムI/Oアクセスが同時にサポートされます。お客様は、レプリケーション、ファイル・システムのロールバック、SafeMode™ スナップショットなどの既存のデータ・サービスの豊富なセットを使用して Windows アプリケーションを高速化し、ランサムウェア被害から迅速に回復できます。検証済みのソリューションには、高速バックアップとリカバリを必要とする SQL ファーム向けの、毎分 1 TB を超える速度でのヘルスケア PACS アプリケーションと SQL Server バックアップが含まれます。
- FlashBlade の新しいクロスプロトコル・ファイル・セキュリティ設計により、SMB ユーザーと NFS ユーザー間のアクセス制御の相互運用が可能になり、米国連邦政府のセキュリティ指令に準拠するだけでなく、両者のアクセス制御リストが保持されます。
- FlashArray のスケールアップ・アーキテクチャは、パフォーマンスと容量のバランスを取り、VDI、ファイル・サーバーの統合、ユーザーのホーム・ディレクトリ、およびファイル共有のための運用ファイル・サービスを提供します。FlashArray のファイル機能は、重複排除や圧縮などの固有の機能の価値を高めます。
ファイル、ブロック、クラウドベースのアプリケーションにおける包括的なランサムウェア対策とセキュリティ
- FlashBlade と FlashArray はどちらも SafeMode スナップショットによって強化され、データが常に安全で数秒で回復できるようにする保護ツールの、完全なポートフォリオを提供します。不変のスナップショットとポリシーベースの保持により、ランサムウェア攻撃に起因する収益の損失、身代金の支払い、ブランド損傷のリスクから企業を保護します。
- 業界を特徴づける統合型高速ファイル/オブジェクト(UFFO)プラットフォームである FlashBlade は、S3 シンプル・ユーザー・ポリシーで強化されたオブジェクト・セキュリティを提供し、ユーザー・レベルでのアクセス制御を可能にします。きめ細かいユーザー・レベルのパフォーマンス・モニタリングは、最もアクティブなユーザーをリアルタイムで可視化するための重要な要件を満たし、統合された API/SDK は、統合された REST API と Python SDK を使用して FlashBlade、FlashArray、Pure1® 全体の自動化エクスペリエンスを向上させます。
ファイバチャネルを介した ActiveCluster によるディザスタ・リカバリの改善:
ActiveCluster™ は、あらゆるファブリック上の重要なアプリケーションにストレッチ・クラスタ・ソリューションを提供します。ActiveCluster は Pure1 Cloud Mediator と統合されているため、面倒なサードサイトの監視を管理する必要がなくなり、サード・リカバリ・サイトを世界中のどこにでも追加できます。
画期的なティア1アプリケーションのパフォーマンス:
NVMe over Fabrics を最初に市場に投入したベンダーとして、ピュアはフラッシュ、ダイレクト・メモリ・モジュール、レプリケーション用のオール NVMe アーキテクチャを提供し、現在、NVMe over Fiber Channelとイーサネットの両方をサポートすることで、市場でのリーダーシップを加速し続けています。NVMe のサポートにより、レイテンシーを数百マイクロ秒に短縮することで、アプリケーションのレイテンシーを最大 50% 削減できます。
FlashArray//C の第 3 世代により、ハイブリッド・ストレージが過去のものに:
FlashArray//C40 および FlashArray//C60 の発表は、ピュアの急速なイノベーションのペースの表れであり、業界で比類のないフラッシュ・リーダーシップのストーリーに続くものです。他のベンダーが QLC の市場投入に苦戦している一方で、FlashArray//C は、部門からデータ・センターの統合に至るまで、あらゆるサイズの展開でレガシー・ディスクを置き換えることができるようになりました。
ピュア・ストレージの最高製品責任者(CPO)、アジャイ・シンは次のように述べています。「ピュアは、最近のガートナー社マジック・クアドラントのプライマリ・ストレージ・アレイ部⾨においてリーダーに位置付けられました。デジタル時代向けに設計されていないレガシー・ストレージに組み込まれた複雑さを削ぎ落としているため、マジック・クアドラントの両方のベクトルで最も高く、最も遠くに位置しています。モダン・データ・エクスペリエンスに対する当社のビジョンは柔軟性があり、オンデマンドで、コードとして提供される動的なクラウドベースのストレージ・エクスペリエンスを提供することにより、組織がイノベーションを起こすことを可能にします。」
長年ピュアのポートフォリオを利用するお客様であるカナダロイヤル銀行の SAN Storage ディレクター、Antonio Puccio 氏は、次のように述べています。