2021 年 12 月 16 日
マルチクラウドの世界でストレージ・アズ・ア・サービスを提供するITのパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、FlashArray ファミリーの最新機種となる FlashArray//XL を発表しました。FlashArray//XL は、大規模なデータベースからコンテナ化されたクラウドネイティブのアプリケーションまで、ミッション・クリティカルな最上位レベルのエンタープライズ・アプリケーション向けに設計されています。比類のないパフォーマンスとスケーラビリティを強みとし、これまでの製品と比較して IOPS を約 80% 向上させています。
ますます加速するビジネス環境において、アプリケーションの需要は瞬時に拡大します。新しいアプリケーションの迅速な展開というニーズに応えるべく、IT 部門には、月単位ではなく時間単位での速やかな業務遂行が求められます。これまで、大企業において、従来型のテクノロジーを基盤とする最上位レベルのアプリケーションの運用規模拡大にあたっては、複雑な管理業務、多大な電力消費コスト、業務の中断を伴うフォークリフト・アップグレード(システムの全面アップグレード)が必要でした。
ピュア・ストレージは、新製品の FlashArray//XL と、セルフサービスの自律型ストレージをコードとして提供する Storage-as-Code プラットフォーム「Pure Fusion」により、サブスクリプション・ストレージにおけるエンタープライズ・グレードの拡張性を強化しています。これにより、IT インフラストラクチャを容易に進化させ、常にアジャイルかつ最新の状態に保ちます。
FlashArray//XL は、以下のような機能を提供します。
- 要求の厳しいビジネス・サービスをサポートする堅牢性:エンタープライズ・ワークロードを加速させ、大幅なスケーリングによる負荷の増大に際しても、最大限のパフォーマンスを維持。ホスト接続性を 2 倍に向上させ、単一のアレイで 2 倍のボリュームをサポート。
- クラウドライクなモデルで、新たなアプリケーションを迅速かつ容易に展開:Pure Fusion と FlashArray//XL は、設計段階から連携を前提として開発。コードとして提供するストレージ(Storage-as-Code)によるクラウド・スケールのストレージへのアクセスを可能にし、最上位レベルのストレージ・ティア、データ・ポリシー、ストレージ・プールやワークロードの配置を最適化する強力なツールを提供。
- 高効率・高密度でのアプリケーション統合による、総所有コスト(TCO)の最小化とグリーン・データセンターの推進:より少ない数のアレイにワークロードを統合することで、運用管理を簡素化、ラック・スペースを節減、電力消費や冷却コストを大幅に削減。
- ランサムウェア対策を備えた常時オンのデータ保護:FlashArray//XL に保存されたデータのセキュリティ、可用性、復元性を確実に維持。悪意ある攻撃を含む要因による障害の後も、容易なリカバリが可能。
- 将来性を確保する Evergreen サブスクリプション:容量保証プログラム(Right-Size Guarantee)、無停止アップグレード、ストレージ・ニーズの変化に柔軟に対応する容量拡張を含む継続的改善を将来にわたって提供。
FlashArray //XL と Pure Fusion は、ピュア・ストレージのシンプルなサブスクリプション・モデルの活用によるストレージ環境の統一化と、高度なスケーラビリティの両方を必要としていた、新規のお客様のニーズに対応すべく構築されました。このニーズに関してはプレリリース段階で既に検証が完了しており、お客様の環境において、主要なエンタープライズ・ワークロードをFlashArray//XL アレイに統合し、従来型の Dell EMC システムからの乗り換えが実現しています。
ピュア・ストレージの FlashArray 事業部門 VP 兼ゼネラル・マネージャーのショーン・ハンセン(Shawn Hansen)は、次のように述べています。