2024 年 3 月 21 日
世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーとサービスを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は本日、Pure1 ストレージ管理プラットフォームと Evergreen ポートフォリオにセルフサービス機能を新たに導入することを発表しました。これは、包括的で価値あるソフトウェアベースのソリューションを、単一のプラットフォーム・エクスペリエンスを通じて世界のお客さまに提供するという当社のコミットメントに基づいたものです。
業界における意義
ピュア・ストレージは 2009 年の創業以来、最前線でエンタープライズ・データ・ストレージの変革に取り組んでいます。高性能ストレージ・ハードウェアを提供するというコミットメントからスタートしたピュア・ストレージは、ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)と自動化されたソフトウェア・サービスの提供に重点を置き、確実に成果をもたらす包括的なプラットフォームへと進化しました。
アズ・ア・サービスの成果をさらに享受するこの戦略的転換は、高効率で費用対効果に優れ、拡張性の高いストレージ・ソリューションを求める現代企業のニーズの進化に応えるというピュア・ストレージのビジョンを実現するものです。
本日の発表は、あらゆる企業に有意義なソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)体験を提供するというピュア・ストレージの揺るぎない努力の証です。ピュアは、Purity のフラッシュ・ストレージ運用環境のアップグレードの自動化、データ保護の合理化、請求書管理と ESG レポートの簡素化、パートナー・インテリジェンスを強化する拡張ソフトウェア機能により、時間のかかる IT オペレーションの排除に尽力しています。これらは全て追加料金なしで、Evergreen サブスクリプションにてすぐに利用可能です。
強化ポイント
セルフサービスの強化
- セルフサービスによる自律アップグレード: ピュア・ストレージの 30% 以上のお客さまが ActiveCluster を使用しています。今回の自律アップグレードにより、お客さまは Purity のアップグレードを実行するだけで、Pure1 プラットフォームを通じて手間のかかる作業をピュア・ストレージに任せることができ、これまでプロセスの管理に費やしていた時間を節約できます。
簡素化されたデータ・レジリエンス
- ランサムウェアによる異常の検知の合理化: Pure1 では、データ・エステートでのランサムウェアによる異常検知に AIOps を活用できます。異常が発生した場合、Pure1 がスナップショットをレコメンドし、そのスナップショットから、影響を受けた(ローカルおよびリモートの)データを復元できるため、数時間から数日かかることもある煩雑な手作業によるスナップショット・カタログのレビューが不要になります。
- 自動化されたディザスタ・リカバリ・アズ・ア・サービス(DRaaS): ピュア・ストレージは、初の DRaaS 提供開始に続き、Pure1 内で DRaaS 1.1 をリリースしました。これによりお客さまは、わずか 15 分以内にデータ・センターにディザスタ・リカバリを導入できます。VMware 環境で仮想マシン(VM)を運用している企業は、Pure1 を活用して AWS クラウドにディザスタ・リカバリ用のセルフサービス環境を導入できるようになりました。さらにピュア・ストレージは、データ・センター内の VM にタグ付け(自動登録)して保護を強化できる新機能 Auto-Enroll の提供も開始しました。
パートナー・エクスペリエンスの支援
- パートナー・インテリジェンス/パフォーマンス追跡: ピュア・ストレージのパートナーは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるだけでなく、パフォーマンスのきめ細かさをさらに高めることができます。この機能は現在ベータ版が提供されています。
- 請求書管理の簡素化:ピュア・ストレージは、請求管理を単一画面で行えるよう簡素化することで、Evergreen サブスクリプション全体の透明性を確保し、お客さまに提供します。この最新機能によりトレーサビリティが向上し、パートナーはお客さまへの請求額を確認できるようになり、お客さまとの間の良好な関係の維持につながります。
サステナビリティ・コンプライアンスの透明化
- カスタマイズ可能な経営幹部向けの ESG レポート: ピュア・ストレージが先に発表したサステナビリティ・アセスメントをサポートするため、ピュア・ストレージは、お客さまのデータ・センターとフリート全体の概要や改善点の概要を含めた、カスタマイズ可能な経営幹部向けの ESG レポートを提供できるようになりました。これにより IT チームは、IT インフラのサステナビリティへの影響を経営陣に伝えやすくなり、組織のサステナビリティ目標との整合性を高めることができます。
エグゼクティブの声