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Portworx by Pure Storage、エンタープライズ規模のモダンな仮想化環境を実現

業界をリードする Portworx が、Kubernetes 上のエンタープライズグレードのコンテナ・データ管理プラットフォームで KubeVirt VM をサポート
ピュア・ストレージ、Portworx Enterprise 3.3 を発表

2025 年 4 月 17 日

世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーとサービスを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、業界をリードする Portworx Enterprise プラットフォームのアップデートを発表しました。エンタープライズ規模のモダンな仮想化を可能にし、データ・ストレージの管理者・利用者が、それぞれのペースでモダナイズを実施できるようにすることで、仮想化コストを最適化します。

業界における意義

モダンな仮想化をめざす多くの企業がコストの上昇を懸念するなか、Broadcom による VMware の買収は、いまだに波紋を広げています。その結果、Kubernetes に注目が集まっています。Kubernetes は、単一のプラットフォームでクラウドネイティブなアプリケーションの開発とインフラのモダナイズを促進させ、仮想マシン(VM)とコンテナの両方をサポートする代替手段となります。そのため、多くの企業が、Kubernetes を既に選択している、あるいは、有力な選択肢として着目することが期待されています。

Kubernetes の専門家を対象に実施された 2024 年の調査では、81% が、自社の VM を Kubernetes 管理下に移行する、または、VM の管理環境をモダナイズする計画があると回答しています。また、そのうちの約 3 分の 2 が、今後 2 年以内に計画を実行する見込みであると回答しました。しかし、VM を Kubernetes に移行することにより、新たな課題も生じます。 

注目ポイント

ピュア・ストレージが今回発表した Portworx Enterprise 3.3 では、業界をリードするコンテナ・データ管理プラットフォームの機能がさらに強化され、VM ワークロードをエンタープライズ規模でサポートします。コンテナ・データ管理の業界をリードする Portworx が、ミッションクリティカルなワークロードに必要な性能、データ・レジリエンス、データ保護を提供し、本番環境を含む大規模な運用においても、シンプルさと柔軟性、高信頼性を維持します。Kubernetes への移行により、他の選択肢と比較して 30%~50% のコスト削減が期待できるといわれており、Portworx は、この利点をさらに拡大し、大幅な効率化を可能にします。ワークロードをクラウドネイティブに移行するためのリソースへの投資は不要で、VM を Kubernetes 上で無期限に管理。その間に、各組織は、それぞれのスケジュールに沿って、現行のリソースを利用し、リファクタリングや新たなクラウドネイティブ・アプリケーションの開発を行うことができます。

  • 大規模運用でも高い性能を維持:Portworx Enterprise 3.3 は、FlashArray または他社のストレージ上に展開されている KubeVirt VM 向けに RWX ブロックをサポートします。これにより、Kubernetes 上で実行する VM 向けに、堅牢な読み取り/書き込み機能と高性能ストレージが実現します。
  • エンタープライズグレードのデータ管理とデータ保護:単一の管理プレーンにより、データ管理を効率化。Kubernetes 上の VM の同期 DR(ディザスタ・リカバリ)をデータ損失ゼロ(ゼロ RPO)で実施できます。Portworx は、Linux VM のファイルレベル・バックアップもサポートしており、Kubernetes 上の VM の細かい粒度のバックアップとリストアが可能です。
  • 主要な KubeVirt ソリューションをサポートする広範なエコシステム:Portworx Enterprise 3.3 では、Portworx と Red Hat の既存の連携に加えて、SUSE、Spectro Cloud、Kubermatic の KubeVirt プラットフォームとのリファレンス・アーキテクチャおよびパートナー統合を活用できます。

エグゼクティブの声

「Kubernetes 向けに設計された Portworx は、クラウドネイティブなアプリケーションの変動性と伸縮性のサポートに欠かせない、優れたスケーラビリティ、自動化機能、セルフサービス機能を提供します。Portworx Enterprise 3.3 は、統合型プラットフォームと充実した統合により、データ・ストレージの管理者・利用者それぞれのニーズやペースに沿ったモダナイズを可能にしています。これにより、仮想化コストに関する経営陣の懸念が解消されます」

ピュア・ストレージ Portworx 部門 VP 兼ゼネラル・マネージャー
ベンカット・ラマクリシュナン(Venkat Ramakrishnan)

「Kubernetes は、VM から、完全にクラウドネイティブなアプリケーションまで、あらゆるタイプのコンテナ・ワークロードに最適なプラットフォームです。Portworx 3.3 により、ピュア・ストレージは、スケーラブルなデータ管理プラットフォームとシンプルなワークフローで、コンテナ群・VM 群を包括的にサポートします。このことは、インフラのモダナイズ、クラウドネイティブなアプリケーションの導入、またはその両方をめざす企業に響く優位性となるでしょう」
The Futurum Group DevOps/アプリケーション開発部門 VP 兼プラクティス・リード  ミッチ・アシュレイ(Mitch Ashley)氏

「Portworx Enterprise 3.3 は、コスト効率の高い堅牢なプラットフォームで Kubernetes 上の VM とコンテナの両方をシームレスにサポートします。仮想化環境のモダナイズをめざす組織にとってはゲームチェンジャーとなるでしょう。Portworx は、従来の選択肢と比較して 30~50% のコスト削減が期待できるだけでなく、大規模なインフラの最適化においても、性能やスケーラビリティを損なうことはありません。エンタープライズレベルの本番環境にも最適な選択肢といえます」
HyperFRAME Research CEO 兼プリンシパル・アナリスト  スティーヴン・ディケンズ(Steven Dickens)氏

Portworx Enterprise 3.3 のエンタープライズ・ストレージおよびデータ管理機能について詳しくは、こちらのページをご覧ください。 

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、規模を問わずあらゆるデータを保存・管理・保護する、最先端のデータ・ストレージ・プラットフォームを提供しています。ピュア・ストレージは、究極のシンプルさと柔軟性によって、お客さまにおける時間、コスト、エネルギーの節約を可能にします。さらに、AI からアーカイブまで、ユースケースを問わず、オンプレミス、クラウド、ホステッドを含む複合環境を単一の統合型ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)プラットフォームでサポートし、一貫性のあるクラウドライクなエクスペリエンスを提供します。ピュア・ストレージのプラットフォームは、お客さまのニーズの変化にあわせて進化する Evergreen アーキテクチャを基盤としており、計画的ダウンタイム「ゼロ」を保証し、常に最新のイノベーションを提供します。ピュア・ストレージのお客さまは、容量と処理能力の拡張と同時に、CO2 排出量とエネルギー消費量の大幅な削減を実現しています。ピュア・ストレージは、お客さまに愛される企業であることを自負しており、このことは、NPS 顧客満足度調査における業界最高の評価でも証明されています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」のロゴ、Portworx は、米国およびその他の国における Pure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、purestorage.com/trademarks に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

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本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティング・ディレクター 能戸
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