2023 年 5 月 12 日
世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、ピュア・ストレージの Portworx と MongoDB との間の新たなパートナーシップを発表しました。このパートナーシップは、MongoDB と、業界初の DBPaaS(サービスとしてのデータベース・プラットフォーム)である Portworx Data Services との統合を可能にし、モダン・アプリケーションの構築方法に変革をもたらします。このような統合は業界初となります。Portworx との統合により、セルフマネージド・データベース MongoDB Enterprise Advanced のエンタープライズにおける多様な環境(プライベート・クラウド、オンプレミス、ハイブリッド)への導入が容易になります。
業界における意義:
データベース・デプロイメント・モデルが多様化し、データベースが拡張するにつれ、データベースのライフサイクル管理を担う DevOps チームは、運用管理の複雑化という課題に直面します。エンタープライズ・プラットフォームの構築には、データベース・インスタンスのプロビジョニング、設定、構成、管理といった工程が含まれ、多大な時間と工数を要します。さらに、ユースケースによっては新たなデータ・サービスを採用しなければならず、開発者の負担は増大する一方です。
MongoDB は、データ処理の負荷を大幅に軽減することを目的として、開発者によって開発者のために構築されたプラットフォームです。MongoDB を利用する開発者は、大規模な分散型アプリケーションの構築および、アプリケーション内でのデータのアクセス、管理、分析を迅速・容易に行うことができます。
パートナーシップを通じた統合により、Portworx Data Services は、MongoDB クラスタのデプロイメントと運用を一元管理するための機能を提供します。お客さまそれぞれの技術スタックとの連携も可能です。
注目ポイント:
この統合によって、MongoDB Enterprise Advanced のデプロイメント環境で Portworx Data Services の諸機能が利用できるようになります。主なメリットは次のとおりです。
- MongoDB ライフサイクル管理の自動化:自社のセルフマネージド MongoDB データベースの導入と、オンプレミスのデプロイメントにおけるフルマネージド・クラウドのエクスペリエンスが実現し、MongoDB Enterprise Advanced をベースとするアプリケーションの市場投入までの時間が短縮されます。
- インフラ・コストの削減と運用効率の向上:自動化されたジャストインタイムのプロビジョニングとシン・プロビジョニングにより、エンタープライズ環境における MongoDB の運用コストが大幅に低減します。さらに、Portworx Data Services によって MongoDB データ・パイプライン全体の一元管理が可能になり、既存リソースのさらなる有効活用が図れます。また、複数のプラットフォームそれぞれの専門知識を必要としないため、プラットフォーム管理の人件費を削減できます。
- 単一のプラットフォーム・インターフェースでハイブリッド環境をサポート:Portworx Data Services は、MongoDB データ・パイプライン全体のサポート・管理・運用を可能にします。これには、開発・テスト、監視、QA、本番環境をはじめ、ハイブリッド環境でのアプリケーション構築に必要なデータ・サービスが全て含まれます。
エグゼクティブの声: