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ピュア・ストレージ・ジャパン新調査:AI 導入にあたり、多くの企業が IT インフラの整備と消費電力の増加に十分に対応できていなかったことが明らかに

AI 導入時に電力消費・放出熱への対策を講じていた企業は半数のみ
AI 導入にあたり、多くの企業が IT インフラの整備と消費電力の増加に十分に対応できていなかったことが明らかに

2024 年 5 月 29 日

世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)の日本法人、ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 田中良幸)は本日、日本企業を対象に実施した、AI 導入が IT インフラおよび企業のサステナビリティに与える影響に関する調査『変革の原動力:日本企業における AI 導入に伴うエネルギーとデータ需要への対応』の結果を発表しました。調査の結果、日本が技術開発の最前線に立ち続けながら、グローバルの二酸化炭素排出目標を達成するためには、AI に対応したエネルギーや IT インフラの需要にさらに注意を払う必要があることが明らかになりました。

業界における意義

日本政府は 2022 年に AI 戦略を策定し、AI を最優先課題に掲げている一方、2050 年のカーボン・ニュートラルの実現もめざしています。企業が両目標に貢献するためには、AI 導入に伴うエネルギー要件をいかに軽減できるかを理解する必要があります。

主な調査結果

AI 導入における課題

  • AI 導入における電力消費・放出熱増加について、「事前に準備、対応していた」と回答した人は 51% で、約半数しか事前対策ができていなかった。
  • AI 導入前の課題について、28% が「人員・人材不足」、24% が「知識・経験不足」と回答したが、導入後の課題については、「人員・人材の増員」(36%)に続き、「AI 対応のインフラの不足」(27%)と回答した人が多かった。

AI 導入における IT インフラとサステナビリティへの影響

  • AI 導入後に IT インフラのアップグレードが必要になったと回答した人の割合は 55% に上った。
  • IT インフラの整備なしで AI 導入した場合には「AI を効果的に活用できない」と 48% が回答した。
  • 回答者の 83% が、「サステナビリティ目標を達成するには、AI プロジェクトに対応した IT インフラが不可欠である」と回答し、大多数を占めた。

AI 導入におけるエネルギー要件への対応に関する取り組み

  • AI 導入後のサステナビリティ目標達成に向けた取り組み状況について、44% が、「前進しているが、さらなる努力が必要」と回答した。
  • 電力量・放出熱削減の対策としては、34% が「よりエネルギー効率の高いハードウェアへの投資」と回答した。

エグゼクティブの声

「本調査結果は、米国、欧州、その他のアジア太平洋地域で得られた結果と一致しており、ほとんどの企業は AI 導入におけるエネルギーとデータの需要に対応する準備ができていません。適切な AI 対応データ・インフラへの投資と導入は、企業がエネルギー効率目標を達成するだけでなく、AI プロジェクトが電力やデータ管理の制約の影響を受けないようにするためにも重要です」

ピュア・ストレージ アジア太平洋・日本地域担当 VP
ネイサン・ホール(Nathan Hall)

 「日本が環境におけるサステナビリティに対する義務に目を向けながら技術革新の最前線に立ち続けるためには、変化に対してより適切な計画とデジタル・トランスフォーメーションにおける柔軟性を確保する必要があります。本レポートは、AI 導入に必要な変革の計画を怠った場合の影響と、AI がインフラに与える影響に備えることの利点の両方について、IT リーダーに重要なインサイトを提供します」 ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 田中 良幸

 

関連リソース

調査概要

  • 調査対象:売上 1,000 億円以上で、AI 導入済みの企業に所属する社員で、事業開発/経営戦略・事業戦略/購買/情報システム/技術のいずれかの業務に関与しており、IT 関連サービス・通信関連サービス・DX 推進サービスのいずれかの購入・選定などへの関与度を回答した方(20~69 歳の男女)
  • 調査期間:2024 年 3 月 11 日~ 3 月 13 日
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 有効回答者数:207 名
  • 調査委託先:株式会社マクロミル

ピュア・ストレージについて

世界中のデータを保存、管理、保護する業界最高レベルのプラットフォームを提供します。ピュア・ストレージは、統合型ストレージ・オペレーティング環境による一貫したクラウド・エクスペリエンスを通じて、あらゆる組織における、データ要件の進化に迅速・大規模に対応する俊敏性の実現と、総所有コスト(TCO)の削減を可能にします。ピュア・ストレージは、二酸化炭素排出量およびエネルギー消費量の大幅な削減を可能にするストレージ・プラットフォームをお客さまに提供することで、世界中のデータセンターにおける二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献できると確信しています。ピュア・ストレージは、お客さま第一の企業であることを自負しており、このことは、NPS 顧客満足度調査における業界最高の評価でも証明されています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」のロゴ、Portworx は、米国およびその他の国におけるPure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、https://www.purestorage.com/legal/productenduserinfo.html に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティング・ディレクター 能戸
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