2022 年 6 月 9 日
世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、米西海岸時間6月8日に開催された Pure//Accelerate techfest22 において、ストレージ利用の柔軟性をさらに高めるデータ・プラットフォームと、Evergreen サブスクリプションをベースとするサービスを拡充する「Evergreen//Flex」を発表しました。Evergreen™ テクノロジーを製品ポートフォリオ全体に適用する新しいフリートレベルの Evergreen アーキテクチャである Evergreen//Flex の発表は、シンプルで信頼性が高く、スケーラブルなストレージを提供するというピュア・ストレージの取り組みを改めて裏付けるものです。
従来型のストレージは柔軟性に乏しく労働集約型であったことから、高コストでテクノロジー更新サイクルが短く、フォークリフト・アップグレードやストレージの再購入が必要なうえ、予期せぬダウンタイム、ハイリスクなデータ移行、ストレージ運用管理の複雑さなどの問題があり、導入した組織の変革を妨げる足かせとなってきました。
しかし、グローバル企業は柔軟な従量課金型の運用モデルへと移行しつつあり、時間とともに価値を増す最新のテクノロジーとサービスへの投資を拡大させています。ピュア・ストレージは、このようなお客様の変革を支援するため、従来型ストレージ・インフラの基盤となっている古いタイプのビジネスモデルを刷新し、エンタープライズにおける最も重要な部分に必要なデータ・ストレージを提供し、さらには業界全体の柔軟性と効率性の向上も実現しました。
業界に先駆け、ピュアが 2015 年に提供を開始したサブスクリプション・ベースの Evergreen ストレージ・プログラムは、イノベーションに向けた真のサブスクリプション・サービスの提供によってIT所有の新時代への道を切り開きました。コスト効率、より長く持続可能なテクノロジー・ライフサイクルおよび、無停止のモダナイズを主眼とする Evergreen は、しばしば競合他社による模倣の対象となりますが、いまだ比肩するものはありません。プログラムの開始以来、3,000 以上のお客様に、10,000 を超えるコントローラ・アップグレードを無停止で提供してきました。2018 年には、ストレージ全体にいっそうの柔軟性と透明性が必要であると考え、ストレージでは初となる真の消費ベースのサービスモデルとして Evergreen//One(前 Pure as-a-Service)を発表しました。
ピュア・ストレージは、Storage as-a-Service(STaaS)における圧倒的なリーダーシップを強化するとともに、お客様における柔軟な提供モデルのニーズに応えます。Evergreen のポートフォリオは、以下のようにより広範なものとなります。
- Evergreen//Forever(旧 Evergreen Gold):従来のアプライアンス所有に加え、サブスクリプション・ベースのソフトウェア、常に最新のハードウェア、そしてワールドクラスの顧客体験を提供します。常に最新のインフラを提供するサブスクリプションが、時間の経過とともにシステムを進化させ、組織に利益をもたらします。
- Evergreen//Flex:新しいフリートレベルのEvergreenアーキテクチャは、ユーザーに電力を節約しながらストレージを効率的に運用する、前例のない方法を提供します。Evergreen//Flex は、 Evergreen//Forever のモダナイズ能力をさらに拡張させ、データやアプリケーションに対して性能と容量を常に最適な状態に割り当てる柔軟性と適応性および、オンプレミスのセキュリティと管理能力を提供します。
- Evergreen//One(旧 Pure as-a-Service):ストレージのための真の消費ベースのサービスモデルで、柔軟性と透明性を備え、シンプルな導入と運用および、プロアクティブな監視と無停止アップグレードを可能にし、性能と使用量に関する SLA(サービスレベル契約)を満たします。Evergreen//One は、指定の場所へのストレージ設置サービスおよび、オンプレミスの柔軟性を備えたオンデマンドのストレージ・サービスを提供します。
ピュア・ストレージのデジタル・エクスペリエンス事業部門ゼネラル・マネージャーであるプラカシュ・ダルジ(Prakash Darji)は、次のように述べています。